作動する重さは「片引き15kg」「両引き25kg」からになります。

人間の体重でいうと、15kgは「４歳の女の子の標準的な重さ」
25kgは「小学２年生の女の子の標準的な重さ」です。

重要なことを補足しておきますと「子どもが手で簡単に開けるドア」「挟まれる形になっても、ドアが軽く・ゆっくり・小さな力で動くので、怪我をしない」ということ。子どもも、高齢の方も。そしてペットも、安心です。

原理としては、電動の自動ドアと違い「事故をおこさない設計上、軽いドアを吊り構造に」して、ガイドレール上を動かしています。

試したい方は、電動のドアを、電気をOFFにした状態で、開閉してみてください。非常に重いです。
サステナドア（Newtonドア）は、体重をかけなくても、手で軽く開くことができます。
＊この違いは、災害時などでの停電時の安全性で、大きく差が出てきます。

簡単にいえば「ゴミ箱のフタを、足で開く時」のイメージがわかりやすいです。

詳しくは、こちらのイメージ画像や、他の動画をご覧ください。

踏板に「人がのると（荷重が掛かると）」踏板が沈みます。
また、その動きと連動してテコの先端が下がります。
同時にテコが上昇して、傾斜したガイドレールにそって「ローラー」を圧力・転がりの力で移動させます。この力によって、ドアを開きます。

自治体の例ですが、結論からいえば、予備電源では対応できません。不安が残ります。
まず、予備電源があっても、切り替わるまでに時間が掛かります。

2019年9月・台風15号での停電時。千葉県千葉市の例
大規模停電時に、予備電源が稼働しました。
しかし、避難先庁舎の玄関ドア（自動ドア）には、そもそも電源が通っておらず、職員をはりつけにして住民の出入りをサポートすることになりました。
＊東日本大震災での福島県いわき市、大型台風での千葉県千葉市などで、このような例が相次いて発生し、その後「停電時も動き、職員の代わりにはたらく、災害対策型の自動ドア」として導入されています。

また、室温が36℃になり、熱中症を懸念して冷房をかけた事で、3日はもつ想定だった予備電源が、たったの１日でダウンしてしまいました。

サステナドア（Newtonドア）が導入されることで、空調の保護も行われますので、住民への二次被害を防ぐことができ、貴重な予備電源を効果的に使えます。
こうした想定外の緊急事態にも対策となる、サステナドア（Newtonドア）は、各地方自治体を始め、多くの施設に、日常の安全と災害対策にもなる自動ドアとして導入されています。

行政で、公共工事を発注する時には、工事の「積算（見積り）」が行われます。
その時に、製品や材料などを「積算資料・公表価格版（月刊発行）」からピックアップしますが、この資料に掲載されております。
＊いわば、国・自治体「お墨付きの製品」ということです。

雑誌の掲載ではありませんが「Kids Design Aword」では、最優秀賞（経済産業大臣賞）を受賞しています。

以下のコストがなくなる、または、大幅に減額します。
・電気を使わないので、電気代が０円です
・定期的なメンテナンス費が、大幅にコストダウンします
※電動自動ドアは、たとえば毎月定額での保守費用が必要になりますが、Newtonドア（サステナドア）の場合は「２年に１度の確認調整」のみです。

・故障時の修理代が、０円になる。または大幅に減額します。
（そして、ほとんど故障しませんので、故障による急な出費はなく、維持管理費をふくんだ予算計画がたてやすくなります）
電動の自動ドアは、耐用年数が10年または12年で、機器のため５年をすぎたあたりから故障が発生しはじめます。
保守契約の内容にもよりますが、故障時の修理費は別途見積りになる場合が多く３０〜４０万円など、それなりの高額になってきます。

また、一度なおしたら、２度と故障しなければいいのですが、むしろ年数によって経年劣化が進んでいきます。そのため、１０年近くになると故障や動作不良が勃発するケースが多くなります。これによって不満を抱えている方の相談を数多く受けてきました。

マンションにしてもお店にしても「予算があっての修理」になりますし、故障の場合は急な出費になりますから、たとえばマンションの修繕積立金の出先としては不本意なものになるでしょう。

Newtonドア（サステナドア）の場合は、耐用年数１５年で、１５年の間ほとんど故障しません。（路面設置をせず屋内に設置すれば、外的要因の影響をうけづらいため、なおさらです）

そのため、故障による急な出費はなくなりますので、確定ベースで維持管理費が明瞭になり、予算計画がたてやすくなります。
マンション管理組合の運営や、出費できる予算の限られた施設運営など（複数設置で維持費削減にもなります）で、お役立ちいただいております。

一番はじめに導入されたのは高速道路（NEXCO東日本・中日本・西日本）のサービスエリアで、全国的にご導入頂いております。また、導入にあたっては、高速道路技術研究所と連携し、3年間の試験設置を行い、安全を徹底的に検証頂きました。

高速道路は「国内トップの安全性基準」をもっています。上記の結果、作動や安全性など様々な要素が証明されました。
（また「事故を起こさない」ということに関しては、高速道路・自治体庁舎・渋谷ヒカリエ、など、全国各地で導入から１０年以上の無事故を実証しています）

「軽いドア」が「吊りドア」として、傾斜を動くところにもポイントがあります。
斜め進入や戸袋側進入による接触事故が発生した際も、非常に弱い力で作動します。そのため、万が一、通行の過程で、小さなお子様や、ペットが挟まるような形になっても、大事故が起きることはありません。そっと、弱い力で扉が閉じます。

＊詳しくは動画でご覧ください。すぐにお分かりいただけると思います。

また、電動ドアの事故では「センサーの死角」と「人の動き」の両面が挟まれ事故の原因とされ、問題視されていますが（詳しくは消費者庁の資料をご覧ください）「ニュートンドア」 は、荷重式の動力となっています。

そのため、人の動き・重さと連動して作動し、駆け込みによる衝突も発生しません。（もちろん、自らガラスやサッシ部に突撃するようなことをした場合は別です）
そして、踏み板に荷重が掛かっている限り、絶対にドアが閉じる事はありません。